漫画はセリフが多くなると、どうしても1コマ内に収まりません。
では、ゲームではどうでしょうか?
立ち絵に文字送りすれば、表現できるので手間は減ります。しかも、最近はスマホでストーリーを読ませる時代です。
ストーリーを分岐させることもできるのです。
このストーリー分岐を行うと、日本でいうところのアドベンチャーゲームになります。
さらに、ゲームロジックを入れれば、ゲームになります。
さて、ここまではイントロで、本題はスマホゲームの開発ツールというのは結構秀逸らしく、それを使えば、ある程度の物はできるそうです。例えば、Cocos2d-Xという開発環境を使えば2Dのスマホゲームを短期間で作ることができるそうです。
ベース言語はC++のようです。
しかも、このツールとC++をマスターすれば、エンジニアとしてもフリーランスで仕事があります。
ソーシャルゲーム開発会社と直接契約できるコネクションを持てば、
月額100万円以上で契約できるでしょう。(今のところ)
その先は、おそらく3D化されていくと思われますが、すでにツールは出ているようです。
それが、「unity」というものらしいです。ただし、3Dを扱うとなると、3Dモデルを作る必要があり、その費用が増えます。背景(街の3Dデータ)に関しては、ゼンリンから商用利用可能なFBXデータが販売されるようです。
その領域は、カプコン、フロムソフトウェア、スクウェアエニックスあたりがやればよいかと思います。その領域をスマホでやるよりは、大画面で楽しむほうが良い気がしています。
スマホゲームの得意とする領域は、その携帯性であり、手軽さです。開発費用を考慮し収益パフォーマンスを最大化するなら「ゲームのアイデア勝負」が決め手となる気がします。
あとは、スマホに特化した「センサー類」と「通信機能」をどのように活用するかが勝負の分かれ目かもしれません。
長々と語りましたが、結局は漫画にせよゲームにせよ、それに載せるコンテンツの良し悪しで大きな方向性は決まると思っています。
そのコンテンツを誰よりも先に、ゲットするか?重要な要素です。ハイレベルなコンテンツを作れるのは一部の作家です。彼らを一番最初に見つけ、その権利を獲得する。いわゆる知的財産ビジネスのバイヤー的要素が勝敗を左右するでしょう。
Saitoon