漫画

誰でも漫画が描けるツール

最近、絵が描けなくても、漫画を描くツールはいくつか存在しています。
その代表例が、コミPoです。

他にもいくつかあるのでまとめておきます。

ソフトウェア 概要 ハードウェア
マンガ・カ・ケール ゲーム機で簡単に漫画が作れる。 PS-Vita
コミPo WindowsPCで簡単に漫画が作れる。 PC
クリップスタジオEX プロも使う漫画作成ツール。 PC
フォトショップ プロが使うペイントツール。 PC
他多数

いろいろありますが、最初はコミPoから始めるのが無難です。
おすすめのパソコンは、Intel Core i 5以上のCPUが搭載されているPCです。
あまり、処理速度の遅いCPUを搭載したPCはお勧めしません。

コミPoは、基本的に用意された素材で漫画を作っていくタイプのツールです。制限はいろいろりますが、ネーム(下書き)感覚でサクサク作れます。

ただし、自分で描くことにこだわりがあるならば、クリップスタジオEXがお勧めです。
その場合は、液晶ペンタブレットは必須になります。

WacomのCintiqシリーズを使って、描きまくるのが一番近道かもしれません。とにかく数をこなしましょう。

ちなみに私の環境は、
マウスコンピューターのノートPC(CPU Intel Core i 5 / メモリ6GB)とWacom Cintiq 13HDです。(ノートパソコンではモバイル環境にはなりません。)

そして、モバイル環境としては、Surface Pro 2(CPU Intel Core i5/ メモリ8GB / SSD512GB)を使っています。私の定義するモバイル環境とは、タブレットとPCは一体化している必要があり、数時間のバッテリー稼働が可能であることです。そういう意味でも、タブレット型コンピューターはモバイル環境としても有効です。

Surface Pro 3 を選択しなかった理由は、ペンタブレットのテクノロジーがWacomからN-Trig(イスラエルの会社の技術)に変更された為です。このテクノロジーの変更で、筆圧1024段階から256段階にダウンしています。また、ゆっくりペンを走らせた場合、線がブレるようになったと報告されています。

つまり、Surface Pro 3は絵描きには向かない仕様なのです。もし、Surface Pro 2 が売り切れになった場合は、Cintiq Companionシリーズくらいしかお勧めできるものは今のところありません。

マイクロソフト社はイスラエルの会社を買収するのではなく、Wacom社を買収したほうが良かったのではないかと思います。

上記の話は、クリップスタジオEXをモバイル環境で使う前提の話です。純粋に快適に作業するならば、デスクトップパソコンに敵いません。

もし、私がデスクトップパソコンで絵を描く環境をこれから構築するならば、CPUがXeonもしくは、Core i7の最新型で、グラフィックボードは2枚差しを選択します。モニターは4画面はほしいところですね。液晶タブレットも可能な限り大きなものにしたいです。

しかも、液晶ペンタブレットを2枚同時に使えたら、かなり便利でしょうけど試したことがないので想像でしかありません。

ちょっと稼いだら、そういう環境を構築してみるのもアリかもしれません。

ちなみに私は、ITの専門家(システムエンジニア、ITコンサル)だったりしますので、PCに関してもド素人というわけではありません。パソコンはMS-DOS(windowsの前のOS)の頃から使っています。(そのころはインターネットもない時代です。)
本当は、プロのデジタル漫画家に聞くのが確実なんですが、人脈を広げていけば、そのうちたどり着くかもしれません。

参考にして頂ければ幸いです。

Saitoon