アニメとドラマ(役者が演じるもの)ではどれだけ違いがあるか比較してみました。
主観的にですが。
項目 | アニメ | ドラマ |
演技 | △(細かい演技は無理がある) | ◎ |
演出 | ◎制限なし | △(物理制約あり) |
シナリオ | ◎差異なし(ドラマと) | ◎差異なし(アニメと) |
舞台 | ◎制限なし | △(物理制約あり) ただし、CG使えば幅は広がる。 |
製作費 | 1本(20分)2000~3000万円 | 1本(40分)1億円以上? |
※シナリオは、他の条件の影響は考慮しないものとして記載。
可能であれば、ドラマ化するほうが、インパクトはでかいです。人間の細かい表情や熱い体を使った演技は、アニメでは実現可能性が低いです。声だけでは、生身の体全体を使った演技にはかないません。
演技する場所の臨場感も、現場とスタジオでは大きく異なることから、スタニスラフスキーシステムの親和度も異なると思います。そういう意味でも、リアルに撮影するドラマはスゴイです。とはいえ、ドラマほど予算がかからないアニメにもメリットはたくさんあります。
どちらにせよ、個人レベルではどうにもならない金と人の力が必要なことには変わりがありません。どちらも、ストーリーに視聴者を引き込めるかが最も重要なので、アニメとかドラマというのはあくまでもHow To という手段の違いにすぎません。
極論を言えば、視聴者を引き込むのに、どれだけのコストパフォーマンスを叩き出したかということがビジネスの視点では重要なのでしょうね。
Saitoon