漫画の描き方という本は書店にあふれている。アキバの書泉には、全部家ったらかなりの金額になると思う。
でもね、それって利益に貢献するの?
って思うんだよね。
漫画のテクニック本というのは、パースやキャラクターの描き方、表情、髪や目の塗り方、建物の描き方、衣服のしわの描き方、モブの描き方、内装、天井の描き方・・・等、無限のテクニックが存在するので、全部覚える気がある?
全部できる漫画家っているの?
全部できないと漫画描けないの?
スクリーントーンの貼り方って学ぶ必要あるの?
デジタルの時代だーよ?
しかも、全編カラーなので、そもそもトーンは貼らないんだよ!
コマ割りテクニック?
こちらは、1ページ1コマだよ。
割ってねぇんだよ。
コマ割ると、1コマ単価下がるんだよ。
しかも、海外向けがメインなので、左から右へ読ませているんだよ。
日本語と英語、どっちが読む人多いと思ってるの?
背景?
見て解れば良いんだよ。
キャラクターの描き分け?
判別できれば良いんだよ。
でね、結局テクニックがある一定以上にならないと漫画を描いてはいけないと思い込まされているんだろうなと推測できる。
この弊害は、義務教育で醸成される。
失敗を悪と教え込んだ結果、トライアンドエラーができなくなる。
完璧なモノを描けなければ描かない。発表しないというネガティブな思想に汚染される。チャレンジできず、チャレンジャーの足を引っ張り、陰湿な嫌がらせをする奴隷のできあがりである。
結果的に描かないことを良しとする。
それじゃ、結局いつまでも描けないし、いつまでも1円の印税も入らない。
描いて、出版すれば1円にはなる。
ならなかったら、どうすれば読まれるかPDCAサイクルを、高速に回す。
そうすれば、1円→10円→100円 と印税が入る。
ドンドン出版数が増えれば、それにかけ算式に増えていく。
You-Tubeで外国のクリエイターが作っている漫画を見てみたらどうだろうか?
これならオレでも描けるぜ!
そう思ったら、あとは、描くだけだ。
アンチが出る前から、アンチの存在を気にしてもしょうが無い。
私の漫画を見て、これならオレでも描けるぜ!
と思った方は、じゃあ、描けば良いんだよ。
そして、稼いで、酒でも酌み交わそう。
仲間が増えるのは歓迎である。
そうそう、漫画を描く上で一つ、重要な要素があった。
それを思い出したので、次回以降のブログで書こうと思う。
それではまた。