シナリオをウダウダ考えていてもラチがあかないので、
実用書的なものを先に作ることになりました。
ステップ１：原稿を作ります。
５０００文字 × 5日 ＝ ２５０００文字
挿絵６枚 × 2日 ＝ １２枚
ステップ２：inDesignでまとめます。
ステップ３：ePubファイル（固定レイアウト）に出力します。
この固定レイアウトというのは、挿絵を入れる場合には必要になるかと思います。
文字だけならリフローという形式でOKです。
そのままですと、見開き固定となってしまいます。iPadなら画面も大きく問題がないのですが、iPhoneで強制見開きですと小さいので、直接ファイル修正が必要になります。
まず、ePubファイルの拡張子を「.zip」に書き換えます。
そして、「OEBPS」フォルダの「content.opf」ファイルをコピーし、下記の通り編集します。
metadata内のrenditionの設定を下記に変更します。
■To-Be
rendition:layout pre-paginated（固定レイアウト）
rendition:orientation auto（リーダーアプリに依存）
rendition:spread landscape（横向きの時に見開きで表示）
保存したら、「content.opf」ファイルを元の圧縮フォルダに戻します。
また、「.zip」を「.epub」に戻します。
それを、iPadやiPhoneのBookアプリで開いて内容を確認します。
端末（縦）の時は１ページ、端末（横）の場合は見開き２ページとなれば見やすいかと思います。この設定をすることで、ePubの仕組みが少しは理解できました。
参考にして頂ければ幸いです。
さらに難易度の高い目次作成については、次回に記載します。
Saitoon
